日産自動車は北九州市若松区の響灘エリアに約15万平方メートルの土地を取得し、新たにEV向けの電池工場を建設する。投資額は1533億円で、今年度中に着工し2028年度の稼働開始を目指す。また工場進出に伴い新たに500人規模の雇用が見込まれるということ。従来の電池よりコストを抑えた電池を量産し、2028年度に軽自動車タイプのEVから搭載する計画。一方日産は業績悪化を受けて世界で生産能力を20%削減し9000人の人員削減を行う方針だが、坂本副社長は「九州地区は地政学的にも競争力があり、九州に関してはそういった話はない」と述べた。