スキークロスは4人同時にスタートし、一番早かった人が勝ちとなる。さらにレース中は接触やクラッシュは当たり前で雪上を駆ける格闘技となっている。このスキークロスで今年3月の世界選手権では須貝龍が日本人初のメダルを獲得した。来年のミラノ・コルティナ五輪でもメダルを期待されている。オリンピックのメダルを見据え、スイスで武者修行していた。過酷な日々を乗り切る原動力は「家族が一番」とのこと。日本で暮らす妻・未里さんと息子たちの存在が心を支えていた。海外遠征で中々会えないときも連絡は欠かさなかった。愛する家族と離れてでも挑む理由は前回の北京五輪にあった。2位までならベスト8の大一番で序盤から3位につけていた須貝龍は少しずつ2位との差を詰めていく。そしてほぼ同着で写真判定となり、須貝龍はわずかな差で3位となってしまいベスト8に進めなかった。今度こそ1ミリでも前に行くためにハードなトレーニングを詰んできた。スキークロスは雪の上の格闘技といわれるがリアル格闘技も取り入れ、体を鍛え抜く。さらに足を使わず上半身の力でボルダリングをしており、全ては屈強な選手に当たり負けしない強い体を作るためであった。叶えたい夢は「表彰台にのって子どもを呼んで抱っこをオリンピック出来たら最高」だと話した。
