2009年夏、原口智生さんは庵野秀明から誘われた特撮関係者が集う飲み会で修復済みのミニチュアをみんなに見せた。3年後、「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」が開幕。副館長は樋口真嗣、展示品の約4割は原口智生さんが修復したものだった。結果は全国で約62万人を動員。展示の目玉は「マイティ号」。2011年、東日本大震災で原口智生さんの工房が壊れ、完成が危ぶまれたが、なんとか間に合ったという。2020年、須賀川特撮アーカイブセンターが設立された。原口智生さんはマイティジャックもウルトラマンも映像を作るための部品。その映像が何で出来上がっているのかという証拠品だと話した。3人はCG主体となった現在もモノを作っている。映画「シン・ウルトラマン」では銀一色のウルトラマンが登場。これはウルトラマンの雛形に原口智生さんが銀色だけを着色。それを見た庵野秀明は「これもいいね」と言って採用した。6月、すかがわ特撮塾では地元の子どもたちが第一線で活躍する講師から特撮の撮影を学んでいる。
住所: 福島県須賀川市柱田字中地前22
URL: https://s-tokusatsu.jp/
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