今月4日から10日までに報告された数が16万6690人と今シーズン最多となっているのがインフルエンザの全国の患者数。1医療機関当たりの平均も33.72人と全国で警報基準の30人を超えた。そんな中、都内のクリニックをおとずれる人の中には、咳ぜんそくと診断される人が出てきているという。咳ぜんそくとは、インフルエンザや風邪などに感染後にのどの炎症が広がり、気道の上皮が弱くなるため小さな刺激でも激しい咳が出る症状だという。咳ぜんそくは特に就寝時や早朝に咳がひどくなり、激しい咳により肋間神経痛などの症状が出ることもある。また倦怠感や頭痛などの二次被害が出ることもあるという。咳ぜんそくと疑われる症状としては、2週間ほど咳が続く、夜や明け方に咳が止まらない、乾いた・冷たい空気を吸うと咳が止まらない、咳が出そうで深呼吸できない、市販薬を飲んでも咳が止まらないなど。