東京五輪後に原因不明の体調不良に襲われたバレー男子日本代表・西田有志。バレーを思うようにできない日々は約1年続いたという。そんな中、支えとなったのは妻・古賀紗理那だそうで「奥さんの家の方に行って、喋ってくれるのが嬉しかった。本当に支えてくれた。いなかったらいまこんなに元気じゃなかったと思う」と語る。妻の支えにより体調は徐々に回復し、練習を再開。さらにプレーにも変化が。これまでの西田はジャンプ力を生かした角度のあるスパイクが主流だったのに対し、先月の大会では角度を押さえてブロックアウトでポイントを奪うスパイクを多用。パワーだけに頼らず攻撃のバリエーションを増やした西田。大会MVPを妻・古賀とともに獲得し、完全復活を果たした。新たな武器を手に約半年後のパリ五輪に挑む。