3大会連続のメダルへ車いすラグビー。車いす同士のタックルが認められている競技で車いすの格闘技とも呼ばれている。日本はリオ・東京大会で銅メダル。そのチームを率いるエースは池崎大輔選手(46)。車いすラグビーは1チーム4人。選手には障害の程度によって点数が付けられ、4人の合計点が決められている。その上限を超えないようにチームを組み、男女混合で構成することもできる。日本代表唯一の女性が倉橋香衣選手(33)。倉橋選手は元々体操選手。大学時代に練習中に着地に失敗し、頸髄損傷で胸から下の感覚がほとんどないという。その後、車いすラグビーの世界へ。得意とするのは守備。相手選手の動きをブロックし、味方がトライしやすくなるような形をつくる。倉橋選手は前回の東京大会でも日本代表に選ばれ銅メダル。東京大会のリベンジ。池崎選手たちと共にパリで金メダルを目指す。倉橋選手は「常に万全の状態でいけるように整えていこうっていう気持ち」、池崎選手は「パリは今まで経験してきたことを全てぶつける舞台だと思っています。金っていう輝かしいメダル、やるからには一番を取りたい」と話した。