中国の王毅外相は今日の会見で「台湾の独立が台湾海峡の平和と安定の最大の破壊要因だ」などと述べ、1月の台湾総統選挙で勝利した民進党の頼清徳次期総統をけん制した。また米中関係については「アメリカ側の中国に対する誤った認識が続いている」と指摘した。一方で「常に米国側と対話を強化し、不必要な偏見を取り除きたいと考えている」と述べた。約1時間半の会見で日本には一切触れず、日本政府関係者は「日中の課題について中国側の姿勢が変わっていないということだろう」と指摘している。
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