安定的な行為継承のあり方をめぐりに額賀衆議院議長は昨夜与野党幹部らと会談し、来週にも衆参両院の議長と各党の代表らによる協議を始めたいとの意向を伝えた。会談には自民党、立憲民主党、日本維新の会、公明党、共産党、国民民主党、れいわ新選組、衆議院会派・有志の会の幹部らが出席。この中で額賀衆議院議長は安定的な皇位継承のあり方をめぐって与野党各党が考えなどをまとめたことを受けて、来週にも衆参両院の議長と各党代表者らに協議による協議を始めたいとの意向を伝えた。政府はおととし皇族数を確保する方策として、女性皇族が結婚後も後続に残る案と、旧皇族の男系男子を養子に向かえる案の2つの案を盛り込んだ有識者会議の報告書を国会に提出している。議長と各党の代表者らの協議はこうしたことも踏まえて行われる見通し。