クマに遭遇しないための草刈りについて、集落の中の耕作放棄地や藪などがあると、そこを通って集落の中に出たり、市街地に移動したりするので、人間の住んでる周りの藪を刈り払うことによってクマを森から出さない、人の生活圏の中にいつかせないという効果はあるという。秋田ではクマ対策に力を入れており、自分たちが暮らす街を守るため住民で協力している。秋田市飯島地区の町内会では2か月に1度有志が集まって大規模な草刈りを行っている。この日は朝早くから30人が集まった。きっかけは2023年の大量出没。この地域でもクマが度々目撃された。県の講座を用いて、クマ対策を徹底学習。近隣の町内会とも共有し地域としての意識を高めてきた。そして草刈りの頻度や方法も改善を続けてきた。この日も草刈りのベテランが草を刈るやいなや、他のメンバーが手早くゴミ袋に詰めていく。草刈り機を初めて使う人にも徹底的にレクチャー。クマの通り道になりやすい用水路の脇は特に力を入れて刈り取る。クマが潜みそうな茂みも刈り込んで見通しがよくなった。さらに、クマの誘引物とされる木の実なども取り除くとできる限りの対策を続けている。
