- 出演者
- 山内泉 あばれる君 小池伸介
全国各地でクマが出没していて、国はクマ被害対策担当大臣を新設した。8月30日に放送された、NHK秋田放送局「ニュースこまち」の映像を紹介。秋田県では、クマ出没情報「クマダス」が運用されている。今回は、最新のクマ対策を取材する。
オープニング映像。
今回は、クマと遭遇しない、させない「防災」の知恵を特集する。あばれる君が、サバイバル会場の近くでクマが目撃されたと語った。東京農工大学の小池教授は、ツキノワグマを専門に研究している。
東京農工大学などの研究論文をもとに作成した、クマの分布図を紹介。クマの出没は、人口減少と関係している。全国のツキノワグマによる人身被害者数のグラフを紹介。ドングリの実りが悪いと、クマは行動する範囲を平常よりも広くする。
猛スピードで飛びかかってくるクマ。一体どれくらいの速度なのか。実際のクマに近い大きさや速度を出せるものとして活用したのがゴーカート。競争するのは秋田でクマの取材経験豊富な芹澤アナ。しかしクマに遭遇したことはない。実際に遭遇しうる距離として20メートル先からクマが向かってきたと設定。反対方向に身を守るところがあるとして芹澤アナが追いつかれずに逃げ切れるか挑戦する。50メートルは7秒台だという芹澤アナ。クマの特徴の1つがすぐに最高速度に達すること。そこでカートは加速した状態で芹澤アナに近づき、20メートルになった時点で走り出すことにする。追いつかれるまでわずか0.26秒。圧倒的な脚力の差だった。クマの最高速度は時速40キロ以上。加えて方向転換も鋭い。
足が早いクマからどう身を守るのか。導入が進んでいるのがクマスプレー。唐辛子の成分「カプサイシン」が含まれ、クマの目や鼻の粘膜に当たると追い払う効果が期待できる。クマスプレーはまだ使ったことがないという芹澤アナが練習用スプレーを噴射してみた。片手で噴射すると「持っていかれるような感じ」と話す。では実際にクマが走って近づいてきた場合、クマスプレーをすぐに噴射できるか挑戦。突然遭遇した時を想定してリュックサックから取り出して使用する。スプレーを取り出す前に芹澤アナの位置まで来てしまった。緊急時にすぐに取り出せるようホルダーも販売しているほど。瞬時に使えるよう練習を重ねた上でもう一度チャレンジすると、落ち着いて噴射することが出来た。
あばれる君は「全てうまくいくとは限らないので、普段から心構えしておかないといけない」とコメントした。実際にクマスプレーで難を逃れたというケースもある。今年6月、岩手県で30メートル先で親子グマと遭遇した方は、耳や肩を負傷したものの襲撃中にスプレーを噴射でき大事には至らなかった。クマスプレーはホームセンター・アウトドア専門店・インターネット通販などで販売されており、価格も数千円~数万円と幅が大きい。選ぶポイントの1つは「噴射距離」。
- キーワード
- クマ
クマスプレーの性能にはどれほど差があるのか。詳しく分析するため特殊な機器を使用する。空気中の微粒子に光を当て空気がどのように動いているのか分かる仕組み。噴射距離を確かめるために5メートル・10メートル・12メートルの地点に目印を置き最初のスプレーを噴射してみると、12メートルまで届いた。しかし密度が高くとどまったのは約5~6メートル地点まで。他に噴射したスプレーの距離は5~10メートルといずれも近距離の方が密度が高くなった。しかし市販されているスプレーの中には距離が5メートル未満のものもあった。環境省が出しているクマスプレーの推奨要件は、噴射距離が7.5メートル程度以上、噴射時間が6秒程度以上、カプサイシンの濃度が1.0~2.0%程度、安全装置がついていることなど。
マスプレーをもっていない場合は防御姿勢を取る。首・顔・お腹を守るのが最重要。あばれる君は実際にうつ伏せの姿勢になると「頭皮が丸出しだったのが不安だった。山では帽子とかかぶりますけどね」などとコメントした。最近はクマ鈴にクマがナレてきているという話もあるが、小池さんによると「山の中の多くのクマは人間に会いたくない、人間を避けて行動している。そういったクマに対してクマ鈴を持つ、ラジオをかける、会話などで人の存在を知らせることは大事」とのこと。
- キーワード
- クマ
クマに遭遇しないための草刈りについて、集落の中の耕作放棄地や藪などがあると、そこを通って集落の中に出たり、市街地に移動したりするので、人間の住んでる周りの藪を刈り払うことによってクマを森から出さない、人の生活圏の中にいつかせないという効果はあるという。秋田ではクマ対策に力を入れており、自分たちが暮らす街を守るため住民で協力している。秋田市飯島地区の町内会では2か月に1度有志が集まって大規模な草刈りを行っている。この日は朝早くから30人が集まった。きっかけは2023年の大量出没。この地域でもクマが度々目撃された。県の講座を用いて、クマ対策を徹底学習。近隣の町内会とも共有し地域としての意識を高めてきた。そして草刈りの頻度や方法も改善を続けてきた。この日も草刈りのベテランが草を刈るやいなや、他のメンバーが手早くゴミ袋に詰めていく。草刈り機を初めて使う人にも徹底的にレクチャー。クマの通り道になりやすい用水路の脇は特に力を入れて刈り取る。クマが潜みそうな茂みも刈り込んで見通しがよくなった。さらに、クマの誘引物とされる木の実なども取り除くとできる限りの対策を続けている。
遭遇しない、させない、クマ防災の知恵について。あばれる君は、「街路樹の木の実が誘引物になるのも発見ですよね。」などと話した。小池さんは、“クマは非常に鼻がいいので数キロ先の食べものも感知できる。かつ記憶力もいい動物ですので、かつてあそこで食べれたということを経験したクマからすると、またあそこに行こうとなると。そのものを除去してしまうってことが、次の出没を起こさない上では大事である。”などと話した。クマ防災メモ・エサとなるもの(誘引物)を管理することが重要。山内さんは、“秋田でも市町村のレベルでも効果が出始めているという報告もあり、北秋田市では重点的に伐採や誘引物の除去を行ったところ、クマの出没が抑えられている。他の地域でも、これを広くやっていくことで、より事故など減らせるかもしれないですね。”などと話した。小池さんは、“正しいことを知っていく、それを対策に活かしていくことがすごく大事になってきます。”などと話した。
「NHK新人お笑い大賞2026」の番組宣伝。
「大河ドラマ 豊臣兄弟!」の番組宣伝。
「NHKスペシャル」の番組宣伝。
「鶴瓶の家族に乾杯」の番組宣伝。
「映像の世紀 バタフライエフェクト」の番組宣伝。
「連続テレビ小説「ブラッサム」 主題歌ができるまで」の番組宣伝。
「FRONTIERS」の番組宣伝。
「世界で開け!ひみつのドアーズ アップグレードジャーニー」の番組宣伝。
