現在の危険運転致傷罪は、飲酒運転や法定速度をはるかに上回る事故でも適用できないケースがあり、要件が曖昧と指摘する声が出ている。法務省の有識者検討会は今日、飲酒運転について「個人差にかかわらず一律に要件を満たすアルコール濃度の数値基準を規定することが考えられる」とした報告書を取りまとめた。また速度についても交通状況などにかかわらず「危険性が認められる数値基準を設け、そのスピード以上は対象とすることが考えられる」としている。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.