高市総理大臣は訪問先のマレーシアで先ほどからASEAN(東南アジア諸国連合)の首脳との会議に出席している。最新情報を会場のクアラルンプールから伝える。会議は日本時間の午後5時過ぎに始まり、高市総理は先ほど英語でのスピーチを披露。当初は日本語で用意したスピーチだが、自ら英語を使う判断をした。スピーチでは覇権主義的な動きを強める中国を念頭に自由で開かれたインド太平洋を推進し、進化させる方針を伝えた。その要となるASEANとの連携強化を確認する見通し。共同声明では法の支配に基づく国際秩序の重要性を盛り込む方向。これに先立ち、高市総理は現地の日本人墓地で献花したほか、フィリピン・マルコス大統領と会談。この後、オーストラリアとも個別に会談し、今夜、帰国の途につくが、あすからは外交ウィークの本丸のトランプ大統領が来日する予定で、信頼関係が深められるか注目される。
