心得(5)“集合場所は複数決めておく”。1つ目の候補は自宅。倒壊・火災・津波などの恐れがない場合は戻る。2つ目は自宅が危ない場合は避難場所・避難所となる。3つ目は親戚宅・知人宅など。避難場所がいっぱいになる可能性もあるため。子どもが学校で被災した場合は集合場所に無理に向かうのはNG。教職員の指示に従うよう伝えておく。発生直後はすぐ帰宅せず様子見がいい。「東京都帰宅困難者対策ハンドブックには「災害発生から72時間、むやみに移動せず安全な場所にとどまる」と書かれている。首都直下地震による帰宅困難者の想定は都内で約453万人。救助・救命活動の妨げや二次災害の恐れもあるので、夜間は避け、津波や火災など避難経路で安全確認できる範囲内で集合場所に移動する。スマホ故障・電池切れに備えてあらかじめ公衆電話の場所を確認する、避難場所に設置される電話を使う、家族に向けた貼り紙は貼り紙を外に貼るのはNGで家の中に貼る、などと伝えた。