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「香港大学」 のテレビ露出情報

今回の裁判に憤りを感じている民主派の政党の1つ民主党・劉慧卿元主席は「見たく無い結果だ。多くの人の心を痛めると思う」と述べた。劉元主席自身は予備選挙に参加しなかったが、参加した党の元議員など計5人が有罪を言い渡された。かつて立法会の最大野党として民主化を訴え、香港や中国の政府と対決してきた民主党。しかし中国による統制強化で、選挙に立候補できなくなり、すべての議席を失った。現在、立法会の議席は、政府を支持する立場の親中派がほぼ独占。活動が厳しく制限され、党員はピーク時の半分以下まで減少。党の存続が危ぶまれている。劉元主席たちは、動画を制作するなどして、市民の支持をつなぎ止めようとしている。劉元主席は「デモ行進、記者会見、西岸活動などかつて行っていたことがほぼできなくなった。香港がなぜこんな事態に陥ったのか、みんな途方に暮れている」と語った。
香港支局・小田真支局長が解説:今回の裁判の結果、現地の受け止めは?「裁判の行方は、香港でも大きな関心を集めていた。ただ当初から重い量刑になるというのが、大方の見方だった。国家安全維持法関連の裁判は、裁判官を香港政府トップの行政長官が指名することになっていて、司法の独立は期待できないと指摘されていたから。今回候補者を絞り込むため、予備選挙を行っただけで法律違反に問われ、最も重い人で懲役10年という厳しい刑が下された。民主化を願う人たちの間では、何をやっても取締りの対象になってしまうというある種の諦め、無力感が広がっているのが現実」、香港の民主化の動き、今後どうなる?「言いたいことがあればデモや言論活動を通じて意思表示をする、かつては当たり前のようにあった光景は、今や香港の社会から消えてしまった。今回の事件のあと、民主派は議席をすべて失い、政治の表舞台からは完全に排除された。市民の多くも、取締りを恐れて沈黙を強いられている。話を聞くると、心の内にある自由や民主を求める思いは、なんら変わっていないと感じる。中国が統制を強める中で、香港の人たちが、その思いを持ち続けていけるのか、これまで以上に重要になっている」。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月20日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道(ニュース)
2019年香港では民主化を求める人々の声が街中で響いていた。しかし2020年反政府的な言動を取り締まる「香港国家安全維持法」が施行され、この年に行われた立法会の予備選挙に立候補した民主派議員らが一斉に逮捕された。きょうその判決の日を迎えた。裁判所は民主派元議員ら44人に対し最も重い人で懲役10年を言い渡した。このうち予備選挙を呼び掛けた香港大学の元純教授・載[…続きを読む]

2024年4月16日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテプロの眼
加藤さんのプロの眼。テーマは「香港国安条例 ビジネスへの影響は?」。国家安全条例は国家機密の窃盗やスパイ行為、外交勢力による干渉を取り締まる条例。2021年選挙制度の見直しの変更があり、香港の議会は野党がいない状態になってしまい、全員が親中派という構図に。国家安全維持法の施行により、メディアは批判的な報道ができない。今回の全会一致による国家安全条例の採択可決[…続きを読む]

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