小池百合子都知事は、3期目へ出馬表明の翌日にAIが作った動画で現職としての実績をアピール。その対抗候補である蓮舫氏は樹木を伐採する再開発に反対の声が上がっている明治神宮外苑訪れる。ほかにも広島・安芸高田市の石丸伸二前市長や田母神俊雄元航空幕僚長ら50人以上が立候補表明。そんな中で独自候補を擁立できない自民党は小池都知事の支援を表明。しかしその2日後、出馬表明後の各党への挨拶まわりでは、公明党の部屋では満面の笑みで1人1人握手。しかし自民党への挨拶では対してはそそくさと部屋を後にした。裏金事件が尾を引く自民党からの支援をどう受け止めるのか。政治ジャーナリストの後藤謙次氏は「小池氏は自民党には表立って応援してほしくはない」と推察。「反自民」を掲げる蓮舫氏の批判をかわしたい小池氏。裏金事件の発覚以降、選挙で連敗が続く自民党は小池陣営に参加し勝ち馬に乗りたいところ。安倍派幹部5人衆の1人で、自らも多額の裏金が発覚した萩生田氏は党の役職停止処分を受けながら都連会長は続投。小池氏の「応援団」として息を吹き返したい自民党。しかし国会では新たな波乱要因も生まれている。