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「馬毛島」 のテレビ露出情報

馬毛島では今年10月、航空自衛隊の巨大基地の建設が進められ、2030年に完成予定となっている。馬毛島は戦後の食糧難であった1950年代に開拓団が入り、最盛期には528人が暮らし、かつては飛ぶ魚漁や酪農が盛んで宝の島と呼ばれた。しかし島を離れる人が増加し、1980年には無人島となった。その後はレジャー施設や石油備蓄基地など幾多の開発計画が浮上するも立ち消えとなった。2019年に国が民間企業から160億円で買収を決め、自衛隊基地建設に踏み切った。着工から2年半、滑走路も少しずつ形を成してきていた。南西地域では急速に防衛強化が進められ、去年には那覇駐屯地に地対艦ミサイル部隊が新たに置かれた。馬毛島基地には係留施設に約2000mの滑走路などが作られる。米軍FCLP・F-35B・PAC3・水陸両用車の訓練が計画されている。建設費はすでに1兆円を超えており、最終的な費用は未だ不明となっている。
種子島の西之表港では毎朝、馬毛島へ2000人近い作業員を送る漁船・海上タクシーが並んでいる。海上タクシーの収入は1日辺り8万円で、1か月で160万円ほどで、漁をやめて海上タクシーに専念する漁師もいる。一方で基地建設の特需を冷静に分析する漁師も居た。市場の競りでは海上タクシーに出る漁船が多い日は魚がめっきり減り、鮮魚店では魚の仕入れが4割減となっていた。種子島の人口は2万6,000人で、島内外から6,000人近くの労働者が基地建設に吸い上げられ深刻な人手不足となっている。養護老人ホーム職員の和田はすでに施設内で人手不足となり、本来50人収容可能であるが40人に減らしていると明かした。西之表市の八坂市長は賛否を示しておらず都度考えているなどと伝えた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月17日放送 1:28 - 2:28 TBS
ドキュメンタリー「解放区」(オープニング)
父親が中国で戦死した岩下は、今年5月に種子島・西之表市にて開かれた戦没者慰霊祭に参列し、937人の死を悼んだ。終戦80年、日本の安全保障環境は大きく変化し、中国軍が日本周辺で活発化させる中、国は馬毛島で1兆円以上投じて巨大基地を建設した。漁場を失った漁師、自衛官を志した若者に迫っていく。

2025年8月15日放送 19:00 - 20:54 日本テレビ
真相報道バンキシャ!(真相報道バンキシャ!特別編)
日本テレビ報道局の調査報道班、川崎正明記者がフェリーで到着したのは種子島で地元テレビ局「鹿児島読売テレビ」の河内カメラマンと合流。今この島ではいたるところにコンテナやプレハブの建物が建てられている。去年9月にオープンしたコンテナホテル「住吉ビレッジ種子島」は全192室という大規模なもの。これらは種子島の西およそ10キロにある無人島「馬毛島」の防衛拠点の建設業[…続きを読む]

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