今日からWリーグプレーオフファイナルが始まり、16年ぶり2回目の優勝を狙う富士通と初優勝を目指すデンソーが対戦する。注目は富士通の町田瑠唯選手とデンソーの高田真希選手で、共にチーム最年長だ。高田選手は高校卒業以来16年間、中心として活躍して得点王に8回など輝かしい成績を収めてきたが、過去2回のファイナルでは優勝に手が届かなかった。今季加入した馬瓜エブリン選手は幼いときから憧れの存在だった高田選手と優勝を目指す。対する町田瑠唯選手は高校卒業以来13年間、チームの司令塔として活躍してきた。スピードと巧みなパスを持ち味にアシスト王7回獲得した。過去3回ファイナルに挑んだが跳ね返されてきた。16年ぶりの優勝へ町田選手のアシストが欠かせないとチームメイトも考えている。富士通の林咲希選手は「シュートを打ちたいタイミングでくれるので打ちやすい」などと話す。今シーズンのリーグ戦での対戦成績は1勝1敗で二人の活躍が勝敗の鍵を握っている。