千曲市にある「しなの鉄道」の屋代駅にきのうオープンしたのは「駅ナカ居場所カフェ」。新学期が始まるこの時期は子どもの自殺者数が増える傾向があることから、若者の支援をしている団体が放課後の子どもたちが来たるに立ち寄り悩みを相談しあえる場所を提供しようと作った。きのうはオープン初日からさっそく中高生が訪れ、お菓子を食べながら楽しそうに話をしたり勉強したりしていた。県によるとおととしまでの5年間の平均で県内の20歳未満の若者の人口10万人あたりに占める自殺死亡率は4.35人で全国で4番目に高い。「駅ナカ居場所カフェ」は今月7日まで設置されている。また、国は悩みを抱えている子どもや保護者から24時間無料で相談を受け付ける電話窓口を設置している。24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310