人口減少がいちぢるしい地方では閉園する保育園が出ている。滋賀県の公立保育園。70年以上続く園だが、今年度いっぱいで閉園となる。第一回目の卒園児は昭和19年生まれ。多いときには100人以上が通った。いまでは12人となった。市内には保育園や認定こども園は16箇所。市は公立の3つの施設を統廃合するという。統廃合の背景には民間の園への配慮もある。民業圧迫ということを考えると一定の線引きが必要だという。民間でも保育園は閉園となるところは少なくない。去年は60社が倒産、廃業をしている。今年は7月までで48社となっている。認定こども園さくらでは、独自のとりくみで人気を集めている。カフェを創設したという。入園前に疑似体験や相談ができるという。園で働く保育士や助産師に相談できるとのこと。園では、保育サービスの質をあげながら保育士の負担を軽くする取り組みをしている。保護者との連絡はアプリで行う。週休3日制も取り入れた。