きょう、微笑みながら議場に入った高市首相。まず質問に立った立憲民主党の野田代表は“政治とカネ”の問題に切り込んだ。高市首相の発言には多くの野次が飛び交った。昨夜、自らの手で答弁を細かく修正を加えて準備したという高市首相。最優先で取り組むとしている「物価高対策」について、ガソリン暫定税率は与野党6党の協議で年内廃止が合意となりガソリン税の25.1円/1リットルが撤廃となる。自民党と維新が検討するとしている“2年間 食料品の消費税ゼロ”については、具体的な実施時期などについて言及しなかった。代表質問を終えた野田代表は「全体として検討するという言葉が多かったので明快な答弁だったとは思えない」などと話した。一方、新たな連立のパートナーとなり与党として初めて代表質問に臨んだ日本維新の会の藤田共同代表。強く問いかけたのは連立の絶対条件として掲げた国会議員数の削減について。しかし維新には自民党に対する懸念も。一部に慎重な意見がある自民党内の動きをけん制した。
