昨日の国会で、立憲民主党の野田代表は政治と金の問題に切り込んだ。野田氏が「首相は旧安倍派幹部を党の要職に登用し、政治と金の問題について決着がついたかのごとく人事を決められたことは大変遺憾です」と話し、高市首相は「それぞれの議員が丁寧に真摯に説明責任を尽くしてきたものと考えております」などと述べた。また、高市政権が最優先で取り組むとしている物価高対策について、先週金曜日、与野党6党の実務者協議でガソリンの暫定税率の年内廃止が合意となった。また、自民党・維新が検討するとしている2年間の食料品の消費税ゼロについて、高市首相は「内閣としては物価高対策としてすぐに対応できることを、まず優先すべきと考えております。その上で消費税率の引き下げについては、事業者のレジシステムの改修等に一定の時間がかかる等との課題にも留意が必要であると考えております」と、具体的な実施時期などについては言及しなかった。今日、国民民主党の玉木代表や、公明党の斉藤代表らが代表質問に臨む予定。
