自民党と日本維新の会の協議の隔たり。協議では12項目のうち憲法改正や外交安全保障などでは一致していることを確認したが、政治とカネ、企業・団体献金の禁止については折り合うことはできなかった。日本維新の会としてはこれまでも企業・団体献金の廃止を訴えてきているが吉村代表は献金の受け皿を限定していく方向での協議に前向きな姿勢を示している。自民党としては公明党が提示し連立を離脱する要因となった献金の受け皿を党本部と都道府県に絞る案は地方議員からの反発もあり「絶対にのめない」としている。21日の召集に向けてあすも協議を行うなど急ピッチで進める考え。まとまらなければ連立ではなく閣外協力でやっていくという案も出ている。
