国連総会一般討論演説について、ニューヨークから飯島記者が中継。きょうはこのあとイスラエルネタニヤフ首相の演説が予定されていてそれに合わせ抗議デモが予定されていることから厳重な警戒態勢がしかれている。一般討論演説は3日目に入りここでもAIが大きな焦点となっている。アメリカ第一主義を掲げるトランプ大統領は22日の演説でAI開発をめぐり国際的な規制の動きを拒否する姿勢を鮮明にした上で国際協調でなくアメリカが勝利するための競争の舞台だと宣言した。国連 安保理では翌日にAIをテーマにした会合が開かれオープンAIのアルトマン氏らが各国代表を前に国際的な規制の必要性を訴えた。首脳演説でも各国から人類共通の新たな脅威として国際的な協力が必要と訴える声が上がっていてトランプ大統領の発言との違いが際立っていたという。トランプ大統領の演説ではICCも非難、加盟国に脱退を呼びかけるなどしたが高市総理大臣のほかブラジル・スペインなどICCへの支持を表明する国も相次いだ。今回の総会でもうひとつの大きなテーマとなったのがICCも関係する「法の支配に基づく国際秩序」21日にはEU・カナダ・オーストラリアなど22カ国が他国間協力と国際法の重視を掲げた新たなグループを立ち上げるとする動きもあり、アメリカを名指しはしなかったが武力による力の政治などへの懸念を表明した。総会冒頭ではグテーレス事務総長が「軍事力では平和は確保されない、超大国にも限界がある」など指摘する場面もあった。国連を中心とした国際協調を支えようとする揺り戻しの機運がみられるように感じたということ。
