これまでに4度のがんと向き合ってきた仁科亜季子にインタビュー。わくわくしながら臨んだというのがKIMONOIST2025授賞式。着物にサングラスを合わせたロックスタイルの大黒摩季やシックな赤で大人の美を表現した長濱ねるなど幅広いジャンルの受賞者が登場。仁科亜季子は襟元にラインストーン、足袋にレースの斬新な着物スタイルで登場。芸能一家に生まれた仁科亜季子は元々芸能界への興味はなく、画家になりたいと思っていたという。ところが高3の時に姉のマネージャーにNHKのオーディションに誘われ、デビューしたという。お嬢さま女優として話題になったという。1979年、結婚を機に芸能界を引退。その後子供が誕生し、家事や子育てに忙しい日々を過ごしていたという。1991年子宮頸がんを発病。当時子供は6歳と8歳でどうしようと思ったという。子宮頸がん克服後、20年ぶりに芸能活動を再開。46歳の時に胃の希少がん、55歳の時に小腸と盲腸のがんを発病。61歳では大腸がんとなった。4度のがんを乗り越えられた理由について、なっちゃったものはしょうがない、なんとかしようとポジティブというか能天気というような性格と過去を振り返らないことだという。「元気」「陽気」「やる気」「強気」「勇気」5つの気を大切にしているという。健康のためにやっていることとして週1回は日舞の稽古をし、月数回は三味線をやり、週1回はストレッチとボイストレーニングをしているという。孫と遊ぶのが一番体力を使うと話していた。