高橋留美子先生特集。デビュー作は1978年読み切りの「勝手なやつら」。この作品が「うる星やつら」になったという。この時高橋留美子先生は大学生だった。1978年の連載スタート直後から大ヒット。主人公の諸星あたるはプレイボーイな高校生。そんなある日、鬼の宇宙人が現れ、あたるは鬼ごっこの地球人代表に選ばれる。一方鬼側の宇宙人代表として登場するのがラムだった。彼女のしのぶの「勝ったら結婚してあげる」の言葉で本気を出したあたるは「結婚じゃ」などといいながらラムを捕まえることに成功したが、その言葉を聞いたラムが勘違いしてしまったのだという。ここからラムは本当に好きになっていく。名作ポイントは魅力的なキャラクターたち。中でも人気なのがテンちゃん。関西弁が魅力だということ。長年愛されるポイントは他にも。一番のキュンポイントは最終巻。ラムの許嫁による地球侵略を止めるため2人は再びおにごっこをすることになり、お互いの思いが通じ合うラストを迎える。