「キャプテン翼」連載終了の話題。きょう発売された連載最後となる雑誌。早速買い求める人の姿がみられた。作者の高橋陽一さんは手描きにこだわってきた。63歳のいま、連載終了の理由にあげたのは漫画を描くスピードが遅くなるなど体の衰えだった。高橋さんは「ほっとしている。寂しさもありつつこの決断に後悔はない」などコメント。1981年に連載を開始し、サッカーの天才少年大空翼の成長を描いてきたキャプテン翼。コミックスの累計発行部数は国内外で9000万部以上に及ぶ。世界中のサッカー少年にも大きな影響を与えた。元日本代表の稲本潤一選手もその1人。現在は大空翼と同じ「南葛SC」に所属。稲本選手は「ボールはともだちという言葉は名言だと思う」などコメント。連載は終わったが物語は終わらない。今まで通りに描くと150歳ぐらい生きないと描けない構想があり、あらたにサイトを起ち上げ鉛筆書きの下絵で明かしていくとしている。