高知県教育委員会は、来年度に採用する小学校の教員について合格した280人のうち約7割に当たる204人が辞退したと明らかにした。元々の採用予定人数は130人だった。倍以上の合格者を出したことになるが、辞退者の続出で追加合格者の13人を加えても現時点で89人の教員しか確保できていない。ただ今年に限った問題ではなく、ここ数年は同じような状況が続いている。高知県教育委員会「できる限り多くの人が試験を受けらられるように様々な工夫をして教員の確保に取り組んでいく」と述べた。教員採用試験の競争率は過去最低を更新し続けている。