米や廃棄された果物を発酵させたエタノールを使用した化粧品などを手掛ける東京・墨田区の会社では様々なものを発酵させてエタノールを取り出す技術を開発していて、果物の絞りかすや桜の間伐材などこれまでは活用が難しかった素材を原料としているそう。特徴はエタノールに原料の香りを残せることで、エタノール独特のにおいがないため様々な用途で楽しめるとのこと。去年だけで化粧品や除菌用ウェットティッシュなど100種類の商品を開発していて、酵母やこうじ菌など菌の種類を素材に合わせて選んで発酵させているそう。また発酵技術で代替肉を作る取り組みも始まっていて、作るのに必要なのはこうじ菌と酒かす、水と砂糖だけだそう。これを一定の温度で5日間培養してろ過すればこうじ菌を使用した代替肉が出来上がる。研究している筑波大学の萩原准教授は微生物の力が大きいことがわかったのでこれをいかした食品作りを通して人々の健康や地球環境維持などに貢献したいなどと話した。
住所: 高知県高知市北御座2-27
URL: https://ja-kochi.or.jp/
URL: https://ja-kochi.or.jp/