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- 小田切千 片山千恵子 田中美都
そごう・西武を巡っては親会社のセブン&アイ・ホールディングスがアメリカの投資ファンドへの売却を決定したことに対し、そごう・西武の労働組合の執行部が雇用維持などへの懸念から全国の組合員を対象にストライキ権の確立に向けた投票を行った。投票結果について労働組合側は今日記者会見し、贊成率が93%にのぼりストライキ権が確立したと発表した。組合側はストライキ権の行使も視野に経営側と協議を行いたいという方針を明らかにした。セブン&アイは雇用の維持などの懸念への意見もくみ取りながら理解を得たい考えである。
来年秋に今の健康保険証を廃止する政府の方針について“期限ありきで進めるべきではない”という指摘が出ていることをめぐり、松野官房長官は廃止した後も最大1年間の猶予期間があるとして国民の不安払拭をはかっていく考えを示した。自民党 萩生田政調会長はきのう期限ありきではなく国民に丁寧に説明し理解求める必要があるという認識を示した。
去年、創立から100年を迎えた共産党は歩みを纏めた「100年史」を発表した。現在の政治状況については「自民党政治と国民との矛盾は限界に達しており、”財界中心”の政治によって格差が拡大し日本は例をみない”賃金が上がらない国”や”成長できない国”に落ち込んでいる」と指摘している。また党の現状について「全国各地で奮闘を続けられてきたものの、長期に渡る党勢の後退から前進に転ずることに成功していない。ここに最大の弱点があり抜本的な前進に転じなければ、情勢が求める任務を果たせなくなる危機に直面している」と分析し、「強く大きな党を作るため、若い世代への継承に取り組む」としている。志位委員長は「100年の歴史を持っている党は日本では共産党だけ。多くの若い人たちに先輩達の奮闘を伝えていくことに大きな意義を持つ」と話した。
金融機関などで使われている「軟骨伝導」イヤホンが大崎警察署で初めて導入されることを発表した。主に耳が聞こえにくい高齢者などが警察官と窓口でやりとりする際にこのイヤホンを付けてもらうことで、大きな声で話す必要がなくなるため、個人情報を周囲に聞かれるリスクが減ることに期待が寄せられている。関係者によると運転免許を返納する高齢者が警察署を訪れることが多いケースなどを踏まえ、手続きをスムーズに行えるよう明後日から2か所の窓口に設置するという。
生成AIに関する解説。木村解説員によると「対話型生成AIの利用規約上の年齢制限で、ChatGPTは13歳以上から利用可能で18歳未満の場合は保護者の同意が必要である。他の2社についてもそれぞれ年齢制限がある」と話した。また「文部科学省も今月公表したガイドラインでは、年齢制限のルールを守った上で利用してほしいと呼びかけている」話した。子供向けの動画制作スクールを運営する会社が開いたオンライン講座では、小学生と保護者85人が参加した。講習会ではAIの言うことを鵜呑みにしないよう説明を行っている。他にも個人情報を入力しないなど注意点を丁寧に教えている様子が確認できる。早稲田大学教授の田中氏は「自由研究などのテーマで行き詰まった時にAIに質問するとアドバイスや改善点を示して、新しい発想を得られる」と話した。
小倉北区の映像が流れた。
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- 小倉北区(福岡)
山梨県笛吹市より中継。この桃は皮ごと食べることができるという。森田リポーターは「皮がついていることで食感が増している」と話した。映像にある農園では1日4トンほど出荷しているとのこと。1つ1つ丁寧に桃が袋に包装されながら育っているのが確認できる。桃農家の古屋さんは「桃は日当たりがとても大事。ポイントとして枝がV字型に選定していて、日が木の底にまで入るように工夫している」と話した。また「地面に白いシートを敷くことで日の反射で桃が均等に育つようにしている」と話した。桃を使った料理として「冷製パスタ」や「カレーライス」などが紹介された。桃の旬は8月上旬までという。
富士山山頂にかかる笠雲で天気を予測した。笠雲は雨雲の基盤になる湿った空気が山にぶつかって上昇し、冷えることで山頂付近のみ雲がかかるという仕組みである。湿気が増えてくるに連れて天気が下り坂になることを表しているという。これから富士山を見る機会があればぜひ注目するよう呼びかけた。
子供の感染症患者が多い状況が続いていて、ヘルパンギーナは16日までの1週間の患者数が1医療機関あたり6.86人と前週は下回ったが引き続き患者が多い状況が続いている。またRSウイルスの患者数も3.16人と前週比減少となったが患者が多い状況が続いている。専門家は症状がある際には外出を控えるなど社会全体への配慮が必要になるなどと話した。
トヨタ自動車が輸送代金の支払いを引き上げる方針を明らかにした。来年4月にドライバーの時間外労働の規制が強化され収入が減少する懸念があることから、賃金水準を維持することが目的としている。
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防衛装備移転三原則の見直しに向けて自民・公明両党の実務者が協議を重ねるも合意には至らず、5日に論点を取りまとめて秋に協議を再開することにした。これについて岸田首相は25日に両党の実務者の代表と会談し、検討の加速を指示した。
東京・渋谷で行われた卵子凍結セミナーに多くの女性が参加した。いま健康な女性から将来への備えとして卵子凍結への関心が高まっているそう。また社会側にも新たな動きがあり、東京都は今年度から卵子凍結を望む人への支援を決定した。
通常卵巣からは毎月1~2個の卵子が放出されるが、卵子凍結の場合はホルモン剤を使用して複数の卵子を育て針で卵子を回収して凍結保存する。都内のクリニックで卵子凍結を行うことを決めた女性は採卵までに2週間近くホルモン剤を飲み、12回の自己注射をしてきたそう。採卵は局所麻酔で行われ15分ほどで終わり、女性は14個の卵子を凍結した。卵子凍結によるメリットについて日本産科婦人科学会は卵子の老化を止められることや精神的な安定につながるなどとしている。一方でデメリットとして必ず妊娠・出産するわけではないことや却って出産が先送りになる懸念もあるとのこと。出産年齢が高くなると母子ともに命に関わるケースもあるため専門家は人生設計を考えて理解を深めた上で検討してほしいなどとしている。
大津のLive映像。
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- 大津(滋賀)
今回は発酵の最新事情を紹介する。
米や廃棄された果物を発酵させたエタノールを使用した化粧品などを手掛ける東京・墨田区の会社では様々なものを発酵させてエタノールを取り出す技術を開発していて、果物の絞りかすや桜の間伐材などこれまでは活用が難しかった素材を原料としているそう。特徴はエタノールに原料の香りを残せることで、エタノール独特のにおいがないため様々な用途で楽しめるとのこと。去年だけで化粧品や除菌用ウェットティッシュなど100種類の商品を開発していて、酵母やこうじ菌など菌の種類を素材に合わせて選んで発酵させているそう。また発酵技術で代替肉を作る取り組みも始まっていて、作るのに必要なのはこうじ菌と酒かす、水と砂糖だけだそう。これを一定の温度で5日間培養してろ過すればこうじ菌を使用した代替肉が出来上がる。研究している筑波大学の萩原准教授は微生物の力が大きいことがわかったのでこれをいかした食品作りを通して人々の健康や地球環境維持などに貢献したいなどと話した。
スタジオでは代替肉を食べてみたいなどと話された。
クローズアップ現代などの番組宣伝。
あすも暑いため水分補給をなどと話された。