なかなか眠れないという人も多い夜行バスでぐっすり眠れたというバスに乗り込んでみると、二段ベッドのようなシートが並んでいた。開発したのは高知駅前観光。ソメイユプロフォンは寝台車にあるようなシートのこと。社長の父親である梅原國利会長が革命的シートを思いついたのは約10年前。180度リクライニングすると快適だが座席数が取れず料金が上がってしまう。元々は前後2席のシートがトランスフォームし上下2段のフルフラットシートになる。立ちはだかったのは業界の常識。サーマル工房はカスタムラジコンの名店。今ではJAXAからも受注している技術の殿堂。模型を持参し図面起こしを依頼。息子である社長はフルフラットシートでも大丈夫という言葉を国交省から勝ち取る算段をしていた。フルフラットは可能か?と聞けば駄目だったかもしれないところをシート角度を180度まで倒すと違法ですか?と聞くと違法ではないですという回答が返ってきた。模型でイメージが固まった段階で特許を出願し大手には盗まれないと確信すると親子は模型を抱えて上京。あとは国交省で許可をもらうだけのはずだった。
