息子航平さんは法要後「26年間捜し続けた犯人がようやく捕まった。2歳だった僕も30歳手前になるくらいの長い年月、父の執念が生んだ逮捕とも思えるのでよく頑張ってきたなと思う」と話した。現場アパートを26年間借り続け証拠を保存し家賃総額は2200万円以上、マスコミ取材に積極的に応じ情報を発信し長年の間息子も小学生から参加しているビラ配りを行い犯人に関する情報提供を呼びかけた。殺人事件被害者遺族の会のメンバーとなり殺人事件の時効撤廃の実現させ、逮捕につながった。きのう悟さんは「枕を高くして絶対に寝かせないということは息子と一緒にやってきたことなので本当にそのとおりになってやってきて良かったなと思う」とし、悟さんの同級生の逮捕に対し航平さんは「父親が責任を感じないでほしい」とした。今後について棚瀬氏は「動機の解明、本人がどういう自供をするのか、また自供と証拠が合うのかを捜査していくことになる。10月末本人が出頭してきたのも犯行日が11月13日、迎えるのが犯人にも苦しかったはず、そのためにも事件を風化させず他の事件もそうだが粛々と着々と捜査を進めていくことが大事になる」などとした。
