山内さんは、「はじめ聞いたときは信じられなかった。目撃情報をたどると、緑が多いところか並行して流れている川を通って町中まで迷い込んでしまって、帰るに帰れなくなってしまったのではないかと想像してました。」などと話した。1頭だけ迷い込むパターンについて、「いま繁殖期で、母親と子グマがちょうど離れる時期にもなっていて。1人立ちしたクマが餌を求めていつの間にか街まででていて、帰れなくなってしまったというパターンも考えられる。」などと見解を示した。日中は隠れて、夜な夜な動き回るので、その時間帯は出かけるのを避けたほうがいいとのこと。宇都宮市について、一番は罠を仕掛けて入ってもらうことが安全だが、これだけ動き回っている状態だと罠に入りづらいという。一番厄介なのは建物の中に入ってしまうことで、鉄砲や麻酔銃が難しくなるとのこと。山内さんによると、ゾーニングと効率よく捕獲するような準備をしておくことが重要だという。クマに出会わないための6か条として「1、出没情報を事前に確認する 2、1人で行動しない 3、早朝・夕方を避ける 4、ラジオや鈴を鳴らし続ける 5、常に周りを注意する 6、痕跡を見つけたら静かに立ち去る」と紹介された。もしクマに遭遇して近くにいる場合は、クマを見ながらゆっくり後退するなど落ち着いて距離をとる。襲われた場合は、うつ伏せになって顔と腹部を守り首の後ろに手を回して保護することが伝えられた。宇都宮市内でクマを目撃したら、宇都宮市役所農林生産流通科028-632-2477か、110番まで。
