午前4時の片名漁港。そこにやってきたのは魚太郎の商品部の仕入れ担当の平岡。並んでいるのはさっきまで海にいた水揚げされたばかりの魚。4時45分には市場の仲買人に混じってセリに参加。魚太郎は鮮魚店でありながら愛知と三重5つの漁港でセリの権利を持っている。競り落としたピチピチの魚をトラックに詰めこみ、午前6時30分には店舗げ一直線。朝の7時には店に到着した。朝7時30分には店頭に魚を陳列。これが魚太郎最大の強みでセリ落として2時間で店頭へ。一般的に魚は漁港で仲買人に買付けて市場へ。翌日にそこからスーパや鮮魚店が仕入れている。店頭に並ぶまでには水揚げから通常1日半はかかる。一方魚太郎は港で直接セリおろし水揚げから4~5時間で販売。その差は大きい。最大の売りである鮮度を守るために出店場所にもこだわり、現在店舗は6軒ありその場所はセリ権をもつ港から車で2時間以内と決めている。その鮮度をより多くの人に味わってもらうために様々な仕掛けを考えた。