柳楽優弥の夢は役者をやりながら40歳で海外に寿司店を開くこと。今回、協力してくれたのは世界3か国19店舗を展開する銀座おのでらが運営する鮨アカデミー。短期間で学べ、卒業生には海外で活躍する職人も。多忙な柳楽に、2日間で仕込みから握りまで超詰め込みスパルタ指導する。指導するのは、職人歴45年の川澄健さんと鮨アカデミーの創始者である銀座おのでら統括総料理長の坂上暁史さん。最初の授業は「仕込み」。アジの三枚おろしに挑戦。釣りが趣味で魚には慣れている柳楽だが、さばいたアジの中骨部分に身が残りすぎていると指摘を受けた。さらに、お手本のアジと比べると、柳楽がさばいたアジは身が崩れてしまっていた。続いての授業は「尺塩」。指の隙間から塩を振り落とすもので、均等に食材に振ることで水分を出して魚の臭みをとりつつ表面に光沢を出す。