自民党総裁選は各候補の出馬表明に向けた動きが活発になっている。小泉元環境相は「周辺の報道なので一つ一つコメントすることは控えたい」と述べた。小泉氏の周辺議員は「支援を表明してくれる議員はすべての派閥からすでに40人以上いる」と話していて出馬表明の時期を慎重に探っているとみられる。石破元幹事長は24日に地元・鳥取で正式に立候補を表明する方向。林官房長官の周辺議員は「少なくとも閣僚で最初に発表するのは良くない」としていて26日に出馬会見を行う予定の河野デジタル大臣の動きなどを見極めて判断するものとみられる。一方、立憲民主党・枝野前代表はきょう午後、党の代表選への立候補を正式に表明する。代表戦をめぐっては現職の泉代表が再戦に向けた準備を進めているほか、野田元総理大臣の立候補に期待する声も上がっている。