埼玉県鳩山町の小川知也新町長は今月行われた選挙で当選し、全国最年少の町長となった。小川新町長はきょう午前8時過ぎ、初めて鳩山町役場に登庁した。地元で育った小川町長は都内の大学を卒業後、東京ディズニーランドなどの運営会社に勤め衆議院議員の秘書を経て今回の町長選挙に初めて立候補した。埼玉県のほぼ中央に位置する鳩山町は人口およそ1万3000。昭和40年代、東京のベッドタウンとしてニュータウンが開発されたが65歳以上の割合、高齢化率は今月1日時点で47%となっている。町には鉄道の駅がなく、高齢者の身近な足としての交通手段の確保などが課題となっている。町民との対話重視を掲げる小川町長は早速、ニュータウンにある集会所などを訪れた。