女性棋士を目指し5番勝負に挑む西山朋佳女流三冠、あす将棋界の歴史を塗り替える対局に挑む。プロ棋士編入試験五番勝負最終局、2勝2敗の西山は勝てば女性として初のプロ棋士になる。日本将棋連盟の前身組織が1924年に設立されてから100年、350人近くの棋士がプロ入りしているが全員男性。5歳で将棋を始めた西山さんは中学2年の時に奨励会に入り、6年を経て三段にたどり着き5年間三段リーグを戦い続けるが勝ち抜くことができなかった。25歳で奨励会を退会、プロ入りを諦めその後女流棋士に転向した。女流棋士として男性との対局も増え6割5分以上の勝率を残し、奨励会を経ない唯一のプロ入りの手段、編入試験の資格を得た。西山朋佳女流三冠は「女の子たちがいまから将棋を始めて棋士になりたいと考えたときに臆することなくいま楽しいと思ってくれているのであれば気持ちを大事にして将棋を続けゆくゆくは盤を挟めたら感慨深い。それ以上のことはない」など話した。あす午前10時あす柵木幹太四段と対局が行われる。
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URL: http://www.hatonomori-shrine.or.jp/
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