京都市の鴨川の河川敷周辺には大量のゴミが散乱。鴨川で保全活動を行う杉江さん。コロナ禍を経て観光客が戻ってくる中、マナー違反者が急増しているという。午後11時頃、堂々とたばこのポイ捨てをする男性。午前0時30分頃、酔いつぶれたのか地べたに横たわる人、空き缶を蹴って遊ぶ人などが現れた。相次ぐマナー違反に、美しい鴨川を守るため杉江さんらは京都市と連携して3つの作戦で対抗。LEDライトで明るくしてゴミを捨てにくくする狙いがあったが、むしろ集まる人が増えてしまう自体に。花を植えたプランターを段差部分に設置したが、何者かによって川に捨てられた。最終兵器として監視カメラを投入。あまりの人の多さに取り締まりが追いつかない状況だという。杉江さんは「鴨川をみんなで守る」という気持ちを持って欲しいと訴える。