釧路市の市営牧場では牧草の刈り取りなどで酪農家が忙しくなる夏の時期に負担を軽減するために搾乳が始まる前の若い乳牛を酪農家から預かっている。今日、釧路市鶴丘にある市営の牧場には15軒の酪農家からおよそ250頭の乳牛がトラックで運び込まれ、牧場内の施設に次々と降ろされていった。運び込まれた乳牛には病気を防ぐため1頭ずつワクチンを打ち管理のために写真を撮ったり、体重測定を行ったりしたあと牧草地に放たれるという。今日預けられた多くの乳牛は秋までに100キロほど体重を増やし人工授精を行って搾乳できるようにしたあとに酪農家に返される予定である。釧路市農林課・町田知明さんは「農家の牛の面倒が大変になるので、少しでも十分に管理できるように牛を預からせて頂いてる」などと話した。