- 出演者
- 和田哲 八尋隆蔵 田代杏子 高瀬耕造 新井秀和 坂下恵理 吉岡篤史 黒澤太朗 小倉優太郎
オープニング映像の後に挨拶があった。
昨夜、北朝鮮が衛星の打ち上げを目的とする発射を行ったと政府が発表し、沖縄県ではJアラート(全国瞬時警報システム)で屋内への避難が呼びかけられたが、大間町では、きょう外国から弾道ミサイルが発射されたことを想定した避難訓練が行われ住民の避難誘導などの手順を確認した。訓練は国と県・大間町が初めて合同で行い住民や町の職員など約500人が参加した。午前10時過ぎ町役場にミサイルの発射を知らせるJアラート(全国瞬時警報システム)が流れると職員は素早くブラインドを閉め窓から離れた場所でかがんだ。その後、各課から集まってくる住民の安否情報をホワイトボードに書き込むなどして被害状況を確認していた。一方、役場周辺にいた住民たちは防災行政無線などの指示に従って屋内に退避し手で頭を覆いながら、低い姿勢を取り安全を確保していた。野崎尚文町長は「大間町には鉄筋コンクリートの建物が少ないので、そういうことも考えないといけない」などと話した。
地元で生産されている米について学ぼうと南部町の小学生が田植えを体験した。南部町の名川小学校では町がブランド化を進めている農薬などを減らして育てる地元の米・「南部達者米」の田植えを去年から行っていて、5年生およそ40人が参加した。今日植えた「南部達者米」は今年9月下旬に児童が自分たちで収穫する予定だという。
日本原子力発電は、東海第二原発の再稼働を目指し、今年9月までの計画で安全対策工事を進めているが去年、防潮堤の基礎部分に不備が見つかり一部の工事が中断している。昨日は東海第二原発の再稼働の際に事前に、了解を得る必要がある東海村など周辺の6つの市と村のトップらが初めて現場を視察した。基礎部分には地下およそ50メートルまで柱が造られているところだが、コンクリートが均一に充填されず、ところどころ鉄筋がむきだしになっていた。参加者からは原因や対策について質問が相次ぎ、日本原電の担当者は柱の強度を高めるため原子力規制委員会に申請している補強工事の内容を説明した。このあと非公開で質疑応答や意見交換が行われ、安全対策工事が予定どおり終わるか問われると日本原電は「非常に厳しい状況だ」と回答したという。東海村の山田修村長は「鉄筋の変形や現物を見ると大変な状況」などと話し、日本原電東海事業本部の坂佐井豊本部長は「ありのままの工事の状況について見ていただいた」などと話した。
鉾田市で、ふるさとの自然の魅力を知ってもらおうとホタルの観察会が開かれた。市内を流れる巴川に流れ込む用水路の周辺では午後8時ごろ、日が沈んで辺りが真っ暗になるとゲンジボタルがちらほらと姿を現した。地元の人によるとゲンジボタルは今年は今月22日ごろから見え始め天候にもよるが、7月上旬ごろまで見られそうだという。
熊本県内で路線バスや鉄道を運行する5つの事業者(九州産交バス、産交バス、熊本電鉄、熊本バス、熊本都市バス)が運賃の決済手段のうち全国交通系ICカードを年内にも廃止し今年度中にクレジットカードなどのタッチ決済を導入する方針を決めた。それによると運賃の支払いに使われる全国交通系ICカードに対応する機器の更新時期が迫り検討を進めた結果、更新にかかるコストが大きいことなどから年内にも廃止することを決めたという。コストが半分程度に抑えられるとして、今年度中にクレジットカードなどのタッチ決済に対応する機器を導入する方針だとしている。一方、現金での支払いや地域限定型の交通系ICカード「くまモンのICカード」は継続して利用できるという。共同経営推進室によると昨年度の路線バスと電車の利用者のうち「くまモンのICカード」は51%、全国交通系ICカードは24%を占めていたという。機器の更新はバスと電車合わせておよそ900台で行われるという。共同経営推進室では交通事業者が全国交通系ICカードによる決済を導入し、その後廃止するケースは聞いたことがないとしている。
宇城市では特産のマンゴーの出荷が最盛期を迎えていて地元の選果場では検査や箱詰め作業に追われている。宇城市三角町では4軒の農家が米国原産で濃厚な甘みととろりとした食感が特徴の「アーウィン」という品種のマンゴーを栽培している。JA熊本うきによると味や見た目ともに出来栄えは上々だということで、去年より1トン多いおよそ5トンの出荷を見込んでいる。出荷は7月上旬まで続き関東や東北に向けて発送される他、一部は宇城市内の道の駅でも販売されるという。
福岡の伝統的工芸品博多人形と博多織の審査会で受賞した作品を紹介する企画展が福岡市で始まった。この企画展は福岡市などが毎年開き、福岡市早良区の「はかた伝統工芸館」には、今年4月に東京で行われた新作の審査会で受賞した作品29点が紹介されている。博多人形で内閣総理大臣賞に輝いた國崎正行さんの「能嵐山見事な桜に舞い降りる神々」は桜が咲く嵐山で神々が降りてくる様子を表現しているという。博多織で内閣総理大臣賞を受賞した筑前織物株式会社が手がけた帯「隆毘間道」は博多伝統の献上柄とモスクの幾何学模様をイメージしたという柄を取り入れて仕上げている。この企画展は、はかた伝統工芸館で来月9日まで開かれている。はかた伝統工芸館の八田美穂子副館長は「伝統的な作品だけでなく、今の時代に合った作風も展示されている」などと話した。
福津市にある宮地嶽神社でおよそ10万株の花しょうぶが咲き始め、雨の露をのせた花が光に輝き訪れた人を楽しませている。宮地嶽神社では原種に近いとされる江戸菖蒲が約100種類・10万株植えられ、花しょうぶの名所として知られている。宮地嶽神社では来月中旬まで菖蒲まつりが開かれていて、花しょうぶを刈り取って奉納する初刈りの神事やコンサートなどのイベントが行われるという。
紋別市では、昨日まで将棋の八大タイトルで最も歴史のある名人戦が行われ藤井聡太八冠は七番勝負の第5局で豊島将之九段に勝って4勝1敗で名人を初めて防衛し八冠を維持した。藤井八冠は一夜明けた記者会見を今日行い「結果を出すことができてほっとしたという気持ちが強い」などと話した。また今期の名人戦で紋別市のほか大分県別府市など各地を回ったことについて藤井八冠は「改めて訪れてみたいと感じるところばかりだった」などと話した。
釧路市の市営牧場では牧草の刈り取りなどで酪農家が忙しくなる夏の時期に負担を軽減するために搾乳が始まる前の若い乳牛を酪農家から預かっている。今日、釧路市鶴丘にある市営の牧場には15軒の酪農家からおよそ250頭の乳牛がトラックで運び込まれ、牧場内の施設に次々と降ろされていった。運び込まれた乳牛には病気を防ぐため1頭ずつワクチンを打ち管理のために写真を撮ったり、体重測定を行ったりしたあと牧草地に放たれるという。今日預けられた多くの乳牛は秋までに100キロほど体重を増やし人工授精を行って搾乳できるようにしたあとに酪農家に返される予定である。釧路市農林課・町田知明さんは「農家の牛の面倒が大変になるので、少しでも十分に管理できるように牛を預からせて頂いてる」などと話した。
来月行われる伝統行事“チャグチャグ馬コ”を前に地元、滝沢市の保育所、りんごの森保育園を本番同様に着飾った馬が訪れ子どもたちと触れ合った。“チャグチャグ馬コ”は田植えを手伝った馬に感謝しようと馬に華やかな装飾をつけて滝沢市から盛岡市までを練り歩く伝統行事で今年は来月8日に行われる。
大阪市の中継を背景に全国の気象情報を伝えた。
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愛知県犬山市にある動物園・日本モンキーセンターは世界でも屈指の霊長類専門の動物園。研究拠点としても重要な役割を果たしているが財源は主に入園料だよりで、コロナ禍や物価高の影響を受け財政難に陥っている。そこで始めたのがクラウドファンディング。園内では飼育していたほぼすべての動物を標本にしていて、こうした資料が将来の研究の発展に貢献する。支援は今月末まで受け付け。
昭和39年5月28日、皇居のお堀に架かる正門鉄橋通称二重橋の架け替え工事が終わり竣工式が行われた。二重橋の名の由来は江戸時代に架けられた木造の橋の橋桁が二重に組まれていたためだが、明治21年に鉄橋に代わってからも二重橋の名で親しまれてきた。新しく架けられた鉄橋は幅が10メートルに広げられブロンズ製の竜の飾りなどが施された重厚な橋。二重橋は新年の一般参賀や外国からの賓客が皇居を訪問するときなどに使われているが、皇居を象徴する風景として人々に親しまれている。
昭和40年5月28日、江戸時代の主要街道の一つ、東海道を行き来する人や物を監視するために設けられた箱根の関所の御番所が復元された。箱根の関所は中山道の碓氷、日光街道の栗橋とともに三大関所に数えられていた。入鉄砲出女ということばが残るように、江戸に武器が持ち込まれないよう、また大名の奥方などが国元に帰らないよう特に厳しい取締りが行われた。明治に入り関所は次々と姿を消した。今回復元された関所は往事の歴史が偲べる史跡として観光名所の一つにもなった。その後、江戸時代に解体修理されたときの詳細な記録が見つかり改めて復元工事が行われ平成19年に完成。江戸時代の風情を伝える箱根の関所が現代によみがえった。放送した懐かしい映像はNHKアーカイブスからも閲覧できる。
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岐阜県養老町。開業50年を超える子どものための遊園地に今、全国から若者が集まっている。目的は写真撮影。観覧車は東海地方で最も古いといわれる貴重なもの。色も定期的に塗り直し愛着を持って管理しているのだそう。古きよき遊園地を大切に守ってきた結果若者には新鮮な場所に映ったよう。養老天命反転地は来場者の価値観を揺さぶるアート型のテーマパーク。愛知県出身の美術家・荒川修作と詩人・マドリンギンズがこの養老の景色にほれ込んで造った壮大な芸術作品。養老の滝のお土産として人気のヒョウタンでランプ作りを体験。
エンディングの挨拶を行った。