今回は森永製菓の工場に黒歴史を探しにやってきた。工場の敷地内にある自社のミュージアムには明治32年に創業した会社の歴史がぎっしりと詰まっている。今回の黒歴史の主人公は高波健二さん。キャンディー部門で課長職を任せられたのが高波さんだ。レジ前は多くのお客さんがついで買いなどをしてくれるドル箱。当時は他社のグミ製品がここを席巻していた。ラムネは子どもに人気はあるが、あまり売上は伸びず新商品開発はあまり行われていなかったがラムネ担当の針ヶ谷さんがSNSで酒を飲む大人がラムネを食べていることを高波さんに教えてくれ酒飲みのためのラムネを作ることにした。こうして開発されたのがウコンエキスを配合したラムネだ。
当時、ウコンエキスの入っているラムネを開発したことについて話を聞いた。最初の関門はコンビニバイヤーへのプレゼンだった。売ってくれる大手コンビニはわずか1社で売上は上がらず数カ月後には大量在庫の山を抱えた。バイヤーには評判が悪かったという。その後敦恵昭さんが引き継ぎ、女性をターゲットにしたラムネを開発し、再びコンビニバイヤーとの商談に臨んだ。自社のブログでも積極的に打ち出した。しかしこちらも大失敗した。高波はキャンディー部門最後の出勤日で若手社員の武田さんとマンツーマンで会議をした。5時間もラムネについての話を聞かされたという。こうして生まれたのが既存の商品を大きくしたラムネだ。黒歴史とは、暗ければ暗いほどまぶしく輝く瞬間を生むなどとそれぞれ話した。
当時、ウコンエキスの入っているラムネを開発したことについて話を聞いた。最初の関門はコンビニバイヤーへのプレゼンだった。売ってくれる大手コンビニはわずか1社で売上は上がらず数カ月後には大量在庫の山を抱えた。バイヤーには評判が悪かったという。その後敦恵昭さんが引き継ぎ、女性をターゲットにしたラムネを開発し、再びコンビニバイヤーとの商談に臨んだ。自社のブログでも積極的に打ち出した。しかしこちらも大失敗した。高波はキャンディー部門最後の出勤日で若手社員の武田さんとマンツーマンで会議をした。5時間もラムネについての話を聞かされたという。こうして生まれたのが既存の商品を大きくしたラムネだ。黒歴史とは、暗ければ暗いほどまぶしく輝く瞬間を生むなどとそれぞれ話した。