鹿児島県鹿屋市にあるCOCOAN LEATHERには全国からランドセルと共にメッセージが寄せられている。アトリエではランドセルをハサミで解体し、型抜きで裁断、手縫いでミニランドセルを作っていた。革職人の福島洋一さんの元には思い出の詰まったランドセルが全国から送られてくる。保管庫には約300個のランドセルがあった。リメイク作品はミニランドセルだけではない。ひとつのランドセルから財布や印鑑ケースなど5~9点ほどの作品が生まれる。毎年約100万人の小学生が卒業し、その役目を終えるランドセルを廃棄せずに形をかえて未来を残すことが福島さんの仕事。1年間で600個ほどの依頼があり半年待ちの依頼もある。福島さんが大切にしていることは注文書に書いてもらうランドセルにお思い出。思い出は原動力になっていて、模様や傷をあえて生かすようにリメイクしている。ランドセルリメイクをはじめたのは8年前。6年間使われたランドセルは革の状態がひとつひとつ違うため福島さんは全て手作業で行っている。この日、奥山さん一家が受け取りにやってきた。出来上がったリメイク品はフォトフレーム、ミニランドセルなど。
