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「鹿肉のベニエ」 のテレビ露出情報

過去3大会全てにおいて王者を輩出し続けているジャンル、フレンチから今年決勝に進んだのは大会初出場の吉岡翔太。吉岡は5月13日に結婚したばかり。東京・押上にある吉岡がシェフを勤めるレストラン「枯朽」にマヂカルラブリーが訪れる。枯朽は食の実験室がテーマ。開店から2年にも関わらず、ミシュランガイド東京 2024にも掲載。「鹿肉のベニエ」は鹿肉をベイキングパウダーとメレンゲの衣で揚げたフランス版のてんぷら。梅とオリーブを刻んだソースが添えられている。「銀の鴨」は血を塗ることで表面は色鮮やかでパリッとした食感になる。それでいて中はしっとり。吉岡のおすすめ地元メシは東京・墨田区にある澁谷飯店。超有名店で修行した店主が提供するリーズナブルな中華を求め、遠方から来る客も多い。「豚の角煮定食」は豚のばら肉をとろとろになるまで煮込んだ角煮の定食。豚肉は固くならないよう、あえて茹でるだけ。豚肉に花山椒などを絡めた一品。試食した野田さんは「こんなさっぱりしてるの初めてですね」などとコメントした。「カレーチャーハン」は独自にブレンドしたスパイスが食欲をそそる一品。
吉岡の実家は福井県・若狭町で民宿よしおかやを営んでいる。父の正之さんは館主の他に漁師もしており、若狭湾のトラフグなどを自ら素潜りし採れたてを調理して振る舞っている。吉岡は中・高時代にデザートを作りお客さんに提供し好評だった。料理好きは父親譲りだった。高校卒業後は大阪の調理専門学校へ進学した吉岡。そこでフレンチに強い興味を抱き、実家の民宿ではなくミシュラン一つ星の店エテルニテで2年間修行をした。2年前に専門学校時代の友人と店を始め、新しい料理を探究し続けてきた。しかし、父の正之さんが余命宣告を受ける重い病気となってしまった。そして結婚式を挙げた19日後正之さんは帰らぬ人となった。正之さんは決勝へ進む息子にメッセージを残していた。それを見た吉岡さんは「結果に関係なく、自分の作りたいものを作って審査してもらうっていうのが一番でそれで結果もついてきたらいいなと思っています」などと話した。

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