ことしで147回目を迎えた「秋田県種苗交換会」は、明治時代に農家がすぐれた農産物の種や苗を交換する目的で始まり、戦争中も途切れることなく続いて、今では農家や消費者が交流を図る農業の祭典として開かれている。ことしは9年ぶりに鹿角市で開かれ、会場の鹿角トレーニングセンター アルパスには、県内の農家が出品した農産物約1200点が8つのブースで展示されている。このうち、大仙市の農家が出品したコメ「つぶぞろい」は、穂のそろいがよく、もみが充実しているほか、根の張りや量が十分あり、病害虫の被害もないことなどが評価され、農林水産大臣賞を受賞した。また、湯沢市の農家が出品したリンゴ「ふじ」も高い栽培技術が評価され、同じく農林水産大臣賞を受賞した。ことしは平均気温が高く、7月には大雨もあったが、生産者の努力で品質の高い農作物が多く見られるという。