いっしょに暮らしている4匹の犬。左から2番目のカニンヘンダックスのクロエちゃんのあるものへの溺愛ぶりが話題となっている。ニワトリを顎の下に入れ、大切に溺愛しているという。ニワトリのトリッピーは今年8月に生まれて数日の段階でこの家にやって来たという。4匹の犬といっしょに暮らしているが、トリッピーちゃんを守るのはクロエちゃんだけだという。クロエはトリッピーの毛づくろいまでするという。スタディ・ドッグ・スクールの学術博士は、通常母犬はわが子に対し母性本能を感じるが、まれに自分の子ではない子犬や他種の子どもに母性本能が目覚めることがあるという。ニワトリの方について、横浜小鳥の病院の院長はひよこには生まれて2～3日以内に見た自分よりも大きな動物を親だと認識する刷り込みという学習現象があると指摘。そのためトリッピーは刷り込みにより、親に守られているつもりだと思われるという。本来犬は鳥に対し狩猟本能が生じてしまうものであり、共同生活には注意が必要だという。