自民党の麻生副総裁と森山総務会長が東京都内の日本料理店で会談した。来月下旬に行われる予定の総裁選について意見交換をしたものとみられる。出席者によると麻生副総裁は岸田首相の政権運営について、政策は間違っておらず結果を出していると評価し、森山裕総務会長が賛同する場面もあったという。約50人が所属する麻生派は自民党の派閥の中で唯一存続を決めていて、総裁選は麻生副総裁がどう動くかが焦点の一つ。一方岸田首相はきのうの記者会見で、開かれた総裁選が望ましいとしたが、自身が出馬するかどうかについては明言しなかった。