アメリカユナイテッド航空が日本ーパラオ便の唯一の直行便を7年ぶりに復活させた。パラオは南に3000kmのところにありこれまではグアム経由で7時間だったが直行便で往復十数万円で4時間台で行くことが可能となる。パラオは1994年アメリカ統治から独立、人口1万8000人で面積は屋久島と同じくらい、主な産業は観光業で445の無人島ならなるロックアイランドは世界遺産にも登録され世界有数のダイビングスポットがある。1920年以降日本が重要な軍事拠点として統治、第2次世界大戦激戦地のペリリュー島もあり名残としてパラオ語には日本語由来の言葉が全体の約25％とある。定期直行便実現の背景には、目標の訪問者数を達成するとパラオ政府からユナイテッド航空に資金援助の約束をしたということがある。黒崎准教授はパラオには日本に親近感を持つ方が多く、かつて1位だった日本からの訪問者数を再び増やしたい思いがあるのではなどとした。