続いてはミュージカル「生きる」を紹介。1952年公開の黒澤明監督作品「生きる」を原作とした舞台作品で、3年ぶりとなる再再演。主演は共に俳優生活50周年を迎える鹿賀丈史・市村正親のWキャストとなっており、がんにより余命宣告を受けたことで人のために残りの人生を過ごすと決意した主人公を演じる。演出は自身もがんを経験した宮本亞門が手掛けており、そこで感じた人への愛おしさが込められた舞台となっている。また、主演の市村正親と鹿賀丈史にとっても今回の舞台は特別な想いを込めたものになっているという。6月に行われた制作発表では鹿賀と市村による劇中劇披露も行われた。