塗野さんは様々な真珠を作る貝を紹介。真珠の色は貝の色に比例することからホタテなど食用のものではなく、マベ貝やアコヤ貝など裏面のきれいな貝を使う必要がある。沖縄・八重山諸島では平均水温26℃という温暖な海の中で黒蝶貝が養殖され「琉球黒蝶真珠」と呼ばれている。孔雀の羽のような色合いとなっている。鹿児島・奄美大島では白蝶貝が養殖され、光り輝くナチュラルゴールドとともに、20ミリという大粒のものも存在しているが金と並んでも劣らない輝きを持つが、白蝶貝のネックレスはおよそ500万円という。パウラさんが注目しているのは自然な色合いだといい、アコヤ貝の中でもナチュラルブルーのものを持っている物があるという。また、茨城・霞ヶ浦は淡水で育つイケチョウ貝が養殖されていて、霞ヶ浦さんパールは独特の色を持っている。