東京足立区にある新田ミートは主に国産の肉を取り扱っていて、約30種類の揚げ物が人気。町のソウルフードは紅鶏のから揚げで、100グラム4個ほどで205円。その作り方は独特で、鶏肉は山梨県産「紅ふじ鶏」の胸肉を使用。ポイントは鶏肉に味付けをしないことで、水で溶いたから揚げ粉にしょうゆを加えた衣を使い、自家製のラードで揚げている。多い時には1日に鶏肉約10キロ分のから揚げが売れるそう。昭和26年に初代の齊藤英一さんが町で初めての精肉店を開いた。息子が跡を継ぐと、平成2年から肉に味付けしたから揚げを始める。その後紅ふじ鶏の味を活かすため肉ではなく衣に味付けする改良し、地元商店街のバザーで販売したところ大ヒット。味と食感がいいと町のソウルフードになった。転機が訪れたのは6年前で、70代になった齊藤さんが廃業を決意するもその噂を聞いた藤田将広さんが後継ぎに名乗りを上げた。2代目夫婦は引き継いでいてくれる人がいて助かったなどと話した。
